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仙台七福神 福禄壽(ふくろくじゅ)

福禄壽(ふくろくじゅ)

仙台七福神 福禄壽(ふくろくじゅ)

福禄壽の由来
 福禄壽は人望の神であるが、道教の理想である幸福・俸禄・寿命を表すという説や、南極星(南極老人)の化身であるという説もあります。長壽を代表している福をもつ中国から伝来した神様です。老人は微笑んでいる神さまであり、お姿は、短身長頭でひげが長く、右手には巻物を結んだ方杖を、左手には経巻を持っておられます。

鉤取寺福禄壽

鉤取寺福禄壽

福禄壽を御まつりしてる寺社 鉤取寺(福禄壽)
〜仙台市太白区鈎取4丁目1−21〜
曹洞宗医王山鉤取寺は、承知2年(835)天台宗西翁和尚により、開創開山されたと伝えられています。その昔より東北地方は出羽三山に代表されるように、山岳仏教の盛んな地で、山が信仰の源であり、多くの霊山が存在しました。仙台市の一区名となっている「太白山」も当時、霊山として信仰を集め、当寺は太白山の麓の小さな庵から始まったようです。東北地方の多くの仏教寺院がそうであるように、当寺も天台宗の開創で、寛永13年(1636)仙台市北山輪王寺十三世角外麟恕大和尚により曹洞宗医王山鉤取寺として改宗開山されました。
 当時に移る前は、現在の仙台西高等学校の処に存在していたと伝えられ、同校の建設中に、石碑やお堂の基礎跡等が発掘されました。今でもその地が「御堂平」という地名で呼ばれていることからも、鉤取寺跡と立証されています。よく鉤取寺の「鉤取」の寺名の由来と、地名の「鈎取」との関連を尋ねられますが、「鉤」が本字で「鈎」が俗字と考えてください。つまり寺名の方が先で、後に地名に付いたことが窺えます。   福禄壽は鶴を伴い、手に法杖と経巻を持ち、寿老尊とは同体異名の神として祀られています。
 中国での幸福感には、「良い縁に結ばれ、良い子宝に恵まれ、家が孫末代まで繁栄すること」とする考えがあり、「福」は良縁、「禄」は財運、「壽」は長寿と、この三徳のご利益を授かることが出来るのです。  当寺では、その中国古来の「福」さん「禄」さん「壽」さんの縁起三体を泰安してありますので、どうぞお参りください。
福禄壽の神社・寺院の写真集
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